超音波治療器のおすすめ比較【価格・メーカー別】接骨院・整骨院向け2026年版

「超音波治療器を新しくしたいけど、どの機種が自分の院に合っているのかわからない…」といった相談が寄せられることがあります。

業務用の超音波治療器は、価格帯や機能がメーカー・機種によって大きく異なります。それぞれの機能はわかっても、機種ごとの機能の違いや使い方の違いが分かりにくいことがありますよね。

この記事では、全国2.2万院以上のお取引があるダイヤ工業が、超音波治療器の機能・選び方のポイントを整理します。

この記事を読めば、超音波治療器の違いが分かり、自院に合った機器を判断できるようになります。

【医療従事者向けの情報を掲載しています】 本記事で紹介している超音波治療器に関する情報は、柔道整復師、鍼灸師、医師などの医療関係者を対象に作成されたものです。一般の方に対する情報提供や特定の治療効果を保証するものではありませんのでご了承ください。

超音波治療器の価格帯:何が違うのか

この章では、超音波治療器の価格帯と、機能の違いを解説します。

ダイヤ工業が取り扱う超音波治療器の価格帯は、おおよそ以下のように分類されます。

価格帯 目安価格(税込) 主な商品例 向いている院
ミドルクラス 70〜100万円台 イトーUS-777(712,800円)
フィジオソノ(767,800円)
フィジソニック(858,000円)
ソニックタイザー(1,012,000円)
・超音波治療器の初導入
・シンプルな機能を使いたい院
ハイエンドクラス 150万円〜 イトーUST-770
ULTRASON RE-3000フルセット(1,793,000円)
・深部をアプローチしたい院
・骨折後のケアに使いたい院

価格が高くなると、その分機能が充実していますが、機能の理解が曖昧になっているとうまく使いこなせないこともあります。
院の患者さま層・スタッフの習熟度・自費メニューの展開意欲に合わせた選択が重要になります。


接骨院・整骨院向け超音波治療器の選び方6つのポイント

この章では、整骨院・接骨院での超音波治療器選びで失敗しないための6つのポイントを解説します。

ポイント1:周波数は1MHz・3MHz両対応が理想

1MHzは深部(3〜5cm)向き、3MHzは浅部(1〜2cm)向きです。接骨院・整骨院では腰痛から腱鞘炎まで幅広い症状に対応するため、両周波数に切り替えられる機種が使いやすい傾向にあります。単独のMHzのみ対応できる機種は、両方対応する機種よりも価格は安価になりますが、対応できる症状の幅が狭まります。
ULTRASON RE-3000のように、より深い筋肉にアプローチできる750KHzに対応できる機種もあります。
周波数については超音波治療器の周波数1MHzと3MHzの違い【接骨院・整骨院向け選び方ガイド】2026年版で詳しく解説していますのでぜひご参照ください。

ポイント2:連続波・パルス波の切替が確実にできるか

慢性症状には連続波(温熱効果)、亜急性・炎症ケアにはパルス波(非温熱効果)と使い分けます。モード切替が直感的にできるUI設計かどうか、実際に触って確認することがおすすめです。スタッフが混乱しない操作性が重要です。

ポイント3:上位機種の検討

超音波骨折治療法を活用したい場合は、LIPUS(リーパス)がセットになっている機種がおすすめです。超音波治療器での疼痛緩和に加え、骨へのアプローチを行うかを考えて機能を確認しましょう。

ポイント4:プローブのヘッドサイズと交換コスト

超音波治療器の消耗品はプローブです。ヘッドの交換費用や、万一の故障時のサポート体制を事前に確認しましょう。

ポイント5:保証期間・アフターサービスの充実度

業務用機器は毎日使うものです。故障したとき修理に時間がかかれば、その間の施術に支障が出ます。保証期間(1年・2年・3年)、修理対応の速さ、代替機の提供があるかどうかを必ず確認してください。

ポイント6:超音波治療器の価格だけでなくランニングコストを計算する

超音波ジェルの使用量・消耗品の交換頻度・修理費用も含めた「5年間の総コスト」で比較することが大切です。本体価格が安くても、消耗品や修理費が高ければトータルコストは逆転することがあります。


ダイヤ工業おすすめ:超音波治療器の特徴比較

ダイヤ工業がおすすめする超音波治療器を2機種ご紹介します。いずれも実際に導入院からの評価が高く、用途と予算に合わせて選べるラインナップです。

① 超音波治療器 イトーUS-777(伊藤超短波)

価格(税込) 712,800円〜(医療機器のため定価表示。販売価格はお問い合わせください)
メーカー 伊藤超短波(イトー)
発振周波数 1.0MHz(深部用)/3.0MHz(浅部用)切替対応
超音波出力 最大有効強度2.0W/cm²(連続)、瞬時最大3.0W/cm²(パルス)
パルス周波数 100Hz/1000Hz
タイマー 1〜30分
本体サイズ・重量 W290×D233×H96mm/約3kg
品番 277-2030

こんな院におすすめ
・2周波対応できる機器がほしい
超音波と電気刺激のコンビネーションを活用したい
・施術内容やモードを表示させて説明したい

1秒間に数百万回のミクロマッサージ効果とジュール熱による立体加温で、手技では届きにくい深部にアプローチできます。電気刺激装置を接続することで、電気刺激とのコンビネーションも可能になります(接続ケーブルは別売です)。

超音波治療器 イトーUS-777の詳細


② ULTRASON(ウルトラソン)RE-3000 (日本メディックス)|超深層用の750kHzの超音波+骨折ケアの2機能を1台で

価格(税込) 1,793,000円〜(医療機器のため定価表示。販売価格はお問い合わせください)
メーカー 日本メディックス
対応機能 超音波治療器(疼痛緩和)+超音波骨折治療器(骨形成促進)の2in1
発振周波数 750kHz(超深層用)/1MHz/1.5MHz(骨折用)/3MHz
同時照射 2ch同時照射対応(広範囲・複数部位へ同時アプローチ)
アプリケータ 5種類(ハンディL/S・固定M・超深層用・骨折用)
有効照射面積 最大5c㎡(Lサイズアプリケータ)
特徴機能 クリニカルガイダンス機能/Switchモード(周波数自動切替)/Fixモード(手技再現)
本体サイズ・重量 W268×H130×D310mm/4.0kg
品番 2072040

こんな院におすすめ
・「超音波治療器」と「超音波骨折治療器」という2つの異なる機能を1台で使いたい
2つのチャンネルで同時に照射したい
・今までできなかった深層筋群へアプローチしたい

クリニカルガイダンス機能により、症例別に登録された設定値が瞬時に反映されるため、経験の浅いスタッフでも迷わず操作できる点が評価されています。2ch同時照射で広範囲を一度にケアでき、施術効率も上がります。また、通常1MHz・3MHzに加えて750kHz(超深層筋群用)にも対応。従来の機器では届きにくかった深部組織へのアプローチが可能です。

HVMCデルタ(同社製品)との接続でコンビネーション施術(超音波+電気刺激)もできる拡張性の高さも魅力です。

ULTRASON RE-3000の詳細・お問い合わせ


2機種の比較まとめ

項目 イトーUS-777 ULTRASON RE-3000(フルセット)
定価(税込) 712,800円〜 1,793,000円〜
周波数 1MHz・3MHz 750kHz・1MHz・3MHz
同時照射 2ch同時照射対応
骨折治療機能 ○(超音波骨折治療器として認証)
操作ガイド 情報表示画面(出力イメージ表示) クリニカルガイダンス機能
アプリケータ 2周波対応Lプローブ 5種類(用途別・750kHz超深層用含む)
こんな院に 初導入・コスパ重視・幅広い症状対応 自費強化・骨折ケア・専門特化型の院

この2機種以外にも、フィジオソノ(767,800円)、フィジソニック(858,000円)、ソニックタイザー(1,012,000円)など多様なラインナップを取り扱っています。
超音波治療器一覧はこちらからご確認ください。


購入前チェックリスト:接骨院・整骨院での業務用超音波治療器導入前に確認すること

「買ってから気づいた」を防ぐために、購入前に以下を確認しておくと安心です。

☑1MHz・3MHzの両周波数に対応しているか

☑連続波・パルス波の切替ができるか

☑ヘッドのサイズは自院の施術部位に合っているか(大・小サイズあるか)

☑消耗品(ジェル・ヘッド等)の入手が容易か

☑ 保証期間と修理対応の速さはどうか

☑ 電源は単相200V・100Vどちらか(院の電気設備との整合)

☑超音波治療器の価格だけでなく5年間の総コストを算出したか

☑スタッフが操作できる簡便さか、講習・マニュアルは充実しているか


導入コストを抑える方法:補助金・リースの活用

業務用超音波治療器は高額な投資です。少しでも初期費用を抑えるための方法を紹介します。

①補助金・助成金の活用

申請には事業計画書の作成や準備が必要ですが、各補助金・助成金の条件を満たし採択されれば初期費用を抑えて機器を購入することはできます。
物療機器の補助金活用については、物療機器の補助金・助成金活用ガイドもあわせてご参照ください。

②リース・割賦払いの活用

月々のリース費用として計上できるため、初期費用を抑えられます。ただし総支払い額は購入より高くなる点も考慮してください。リース期間は5〜7年が一般的です。


よくある質問(FAQ)

Q1. 業務用と家庭用の超音波治療器の違いは何ですか?
業務用は出力が大きく(最大3W/cm²以上)、耐久性・連続使用時間・機能が充実しています。家庭用は出力が低く制限されており、接骨院・整骨院での業務使用には適していません。
Q2. 超音波治療器の価格交渉はできますか?
管理医療機器のため定価表示となっておりますが、販売価格はお問い合わせください。
Q3. 接骨院・整骨院で超音波治療器は保険診療で使えますか?
柔道整復師が行う施術として保険適用される施術はあります。詳細は各地区の柔道整復師会や保険請求の取り扱い規定を確認してください。
Q4. 超音波治療器の校正(キャリブレーション)は必要ですか?
業務用機器では定期的な出力確認・校正が推奨されています。メーカーの指定期間・方法に従って点検を行うことで、適切な出力で安全に使用し続けられます。
Q5. 超音波治療器の耐用年数はどれくらいですか?
適切にメンテナンスを行えば、本体は8〜15年使えるケースが多いです。ただしトランスデューサー(ヘッド)は消耗品であり、使用頻度によって交換が必要になります。
Q6. 超音波治療器の接骨院・整骨院での一般的な稼働時間はどのくらいですか?
院の規模によりますが、1日あたり3〜6時間稼働している院が多いです。業務用として評価する際は、この稼働時間に耐えられる耐久性があるかどうかも確認することをお勧めします。

まとめ:整骨院に合った業務用超音波治療器の選び方

・ダイヤ工業の超音波治療器ラインナップは70万円台〜179万円台まで幅広く揃っている

・コスパ重視の定番ならイトーUS-777(712,800円)——2周波対応・Lプローブ・情報表示画面で使いやすい

・自費強化・骨折ケアまで対応するならULTRASON RE-3000フルセット(1,793,000円)——2ch同時照射・クリニカルガイダンス・750kHz超深層対応

・接骨院・整骨院では1MHz・3MHz両対応・連続波/パルス波切替・アフターサービス充実が選択の軸

・価格だけでなく5年間の総コスト(消耗品・修理費を含む)で比較する

・補助金・助成金、リース活用で初期費用の負担を抑えることができる

自分の院に合った超音波治療器を選ぶことが、施術の質と院経営の安定につながります。

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ダイヤ工業では、院のニーズに合った機器選定のご相談も受け付けています。お気軽にご相談ください。先生のお力になれるよう全力でサポートさせていただきます。
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記事について

執筆者:ダイヤ工業 メディカル部門スタッフ
ダイヤ工業Instagram:https://www.instagram.com/daiyak_medical/
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